B1新潟今日あす群馬戦 平岡富士貴監督古巣撃破でホーム連勝伸ばす

前日練習で選手の動きを見守る平岡監督(左から3人目)

B1新潟アルビレックスBBは5、6日、群馬クレインサンダーズとホームのアオーレ長岡で対戦する。平岡富士貴監督(47)にとって群馬は“古巣”。16-17年から20-21年まで5季監督を務めていた。昨季はB2で優勝し、B1昇格を決めるなど基礎を築いて花を咲かせたチームでもある。新潟は前回のホーム戦、茨城ロボッツ戦(1月29、30日)で2連勝した。群馬戦はホームでの連勝を伸ばすことに期待がかかる。

心の奥底にある思いは強い。「ほかのチームとの対戦とは少し違う。勝ちたい」。平岡監督は胸に秘めたものをのぞかせた。4日は試合会場のアオーレ長岡で練習。練習前には約1時間40分ミーティングをするなど入念に確認した。「群馬の攻守の切り替えを止めないと」。1試合平均83・6点の相手の攻撃力を警戒。練習では「テンポを遅らせないと」と守備のチェックに時間を割いた。

前節2日はアウェーで宇都宮ブレックスに敗れたが、前回のホーム戦は茨城に2連勝した。茨城も15-16年に監督を務めたチームだった。今回はホームで2カード続けての古巣戦。しかもホームでの白星を伸ばせるチャンス。「楽しみです」と話した。

昨季は群馬を率いてBリーグ記録の33連勝、最高勝率9割1分2厘(52勝5敗)をマーク。B2最強チームに育て、B2初制覇とB1昇格を置き土産に、14-15年以来の新潟監督に復帰した。「私がやっていた時とは違うチーム」と言うが昨季メンバー8人が残る。「何をやってくるかは分かる。向こうもその裏をかいてくるでしょうけど」とイメージはできている。何よりも「知っている仲間。お互い成長した姿を見せたい」。手応えを得るためにも白星を取りに行く。【斎藤慎一郎】

◆平岡富士貴(ひらおか・ふじたか)1974年(昭49)4月26日生まれ、茨城県出身。土浦日大高から日大を経て、97年に日本リーグ2部の愛知機械工業に入社。00年に新潟に移籍。04-05年終了後に現役引退し、新潟のアシスタントコーチに就任。13年から新潟監督を務め、15年はつくばロボッツ(現B2茨城)の監督。16年から群馬を率いた。

<群馬五十嵐と初対戦 池田最年長継承>

昨季まで5季新潟に在籍し、今季から群馬に所属するPG五十嵐圭(41)とも初対戦になる。SF池田雄一(38)には「背中で見せるタイプ。芯を持って取り組み、それを曲げない人」と刺激を受けた存在で、移籍後も連絡を取り合う仲。五十嵐が去り、現在は池田が新潟の最年長になった。「チームがやりたいバスケをやって、どう貢献するか」。ホーム戦連勝を伸ばすために背中でチームを引っ張る。