BR東京トライ数で上回るもトヨタに惜敗 ミス悔やむ武井日向主将「80分やりきれなかった」

<ラグビー・リーグワン1部:トヨタ23-19BR東京>◇B組第5節◇5日◇パロマ瑞穂ラグビー場

リコーブラックラムズ東京は4点差に泣いた。風上の後半、トライ数で2本対1本と上回りながら、逆転には届かなかった。

接点のブレークダウン、スクラム、ラインアウトのセットプレーを含め、フィジカルでは五分に渡り合った。それだけに、ピーター・ヒューワットヘッドコーチ(43)は「後半に正しいエリアで正しいラグビーをすれば(勝つ)自信はあったけど、規律が守れない場面があった」と反則、ハンドリングエラーなどの細かいミスを悔いた。

前節は暫定首位の東京サンゴリアスに33-36。上位グループに肉薄しながら、あと1歩及ばぬ試合が続く。フッカー武井日向主将(24)も要所でのミスを悔やみ「80分やりきれなかった。そこが今後の課題です」と無念そうにこぼした。