2月23日、スペインのバルセロナ・カタルーニャ・サーキットでF1の2022年シーズン最初の公式合同テストが開催された。初日は10チームのべ17人のドライバーが走行し、マクラーレンのランド・ノリスがセッション終了30分前と15分前に立て続けにソフトタイヤでアタックを行い、1分19秒568のトップタイムを刻んだ。
フェラーリの午前を担当したシャルル・ルクレールが1分20秒165、午後に走行を担当したカルロス・サインツも1分20秒416でフェラーリ勢が2位・3位。4位・5位には新加入ジョージ・ラッセル(午前)とルイス・ハミルトン(午後)のメルセデスAMG勢が続いた。
2022年のF1はマシンの技術的体が大幅に刷新され、ルックスと空力パッケージが激変。そのため開幕前のテストでの走り込みと習熟が重要になる。
日本の角田裕毅(アルファタウリ)は1分21秒638で7番手タイム。午前中はマシン整備に手間取って周回数が44周と伸ばせなかったが、午後には長めのランを繰り返して120周まで周回数を伸ばした。
「とても得るものの多い1日だったと思います。去年までとは全く違う2022年型マシンでの本格的なテストは今日が初めてだったので、マイレージを稼ぐことがとても重要で、セットアップ変更も行ってさまざまなデータを収集することができました。そういう意味でチームにとっては良いテストができたと思います」
ホンダがHRCとしてパワーユニットを供給するもう1チームのレッドブルは、2021年王者マックス・フェルスタッペンがカーナンバー1を付けて走行。速いラップタイムを記録するためのランは行わず9位にとどまったが、淡々とデータ収集のための走行を重ねてこの日最多の147周を走り込んだ。
テストは3日間にわたってバルセロナで行われる。多くのチームが午前と午後でドライバーを入れ替えてシェアするかたちを採るが、レッドブルは2日目はセルジオ・ペレス、アルファタウリはピエール・ガスリーが終日ドライブする予定となっている。
(米家峰起通信員)