<バスケットボール・Wリーグ:新潟82-69アランマーレ>◇第14週◇26日◇阿賀野市水原総合体育館
先輩の意地に屈した。アランマーレ秋田が新潟に69-82で大敗した。試合前時点で20戦全敗のチームに、前半終了時で19-38のダブルスコアと苦しい展開。後半は小沢彩佳(26)らの3点シュートで追い上げるも、前半の大量ビハインドが重くのしかかった。今日27日は新規参入初年度最後の試合。平松飛鳥主将(27)らが雪辱を誓った。
ホームで今季初勝利を狙う相手に苦しめられた。第1クオーター(Q)から終始追いかける展開。第3、4Qで計50得点したが逆転できなかった。80点以上を取られて敗れたのは、21年12月26日のトヨタ自動車戦以来9試合ぶり。小嶋裕二三ヘッドコーチ(54)は「両チーム勝ちたい試合で、新潟は負けられないという気持ちがプレーに反映されていた。ディフェンスを突破できたのは第3Q終盤だったので、そこのアジャストを早くしないといけない」と修正点を挙げた。
獲物を狙うように、迫力あるプレッシャーをかけられた。バックコートでも人数をかける積極的な守備でボールを簡単に運ばせてもらえず、自分たちのバスケットをさせてもらえなかった。この日のターンオーバー(ミスによる攻守の入れ替え)は、新潟の「14」に対して「25」。平松は「練習でもターンオーバーやリバウンドは課題に挙がっていたので、練習で起きたことが試合で起きた」と振り返った。それでも「プレッシャーを抜けてしまえば自分たちの攻めができる」と前を向いた。
新規参入の今季は、ケガ人の続出や連敗で苦しいことも多かったが、今日で最終戦を迎える。3点シュート3本を成功し11得点の小沢は「ケガで新潟に来られない選手も多いので、その人の分までコートに立つ責任もある。勝利を秋田に持ち帰られるように、チーム全員で1勝して笑顔で終わりたい」と力を込めた。
この日はアーリーエントリーで加入した5人全員がコートに立ち、経験を積むことができた。どんな結果になっても、最後まで諦めず自分たちのバスケットで戦う。【相沢孔志】