男子テニスで、元世界ランキング31位のセルジー・スタホフスキー(36=ウクライナ)は、ロシアと戦うために、ラケットを銃に持ち替える。英国の衛星放送「スカイ・ニュース」が26日、スタホフスキーは、軍隊経験がないにもかかわらず、ロシアと戦うために予備役に登録したと伝えた。
錦織圭とも3度の対戦があるスタホフスキーは、ツアーで4度の優勝を誇り、数週間前に引退したばかりだ。「もちろん戦うつもりだ。個人的には銃を持った経験はある」と、スカイ・ニュースのインタビューに答えた。「妻と子どもを安全なハンガリーに避難させたら、キエフに戻って戦うつもりだ」。
予備役は、有事に際して招集される市民だ。しかし、「すでに登録もいらなくなり、意思がある市民なら、誰でも参加できるようになった」とスタホフスキーは話した。そして、「欧州も世界の誰も、ウクライナを助けようとしない」と嘆いた。
そして、スポーツ界もロシアに抗議を表明すべきだと訴える。「プーチン大統領はスポーツを国威発揚に使いたい。スポーツ界が抗議を示せば、彼が偉大なロシアを世界に誇ることができなくなる」。サッカーでは、欧州チャンピオンズリーグ決勝がサンクトペテルブルクでの開催を中止し、ポーランドはW杯予選プレーオフでロシアとの対戦を拒否した。