北京オリンピック(五輪)フィギュアスケートのアイスダンス代表の小松原美里(29)が1日にオンラインインタビューに応じ、26年ミラノ・コルティナダンペッツォ五輪への意欲をみせた。
夫の尊(30)と組んで臨んだ初の五輪では、団体戦の日本の銅メダルに貢献した一方で、個人戦ではリズムダンスで23組中22位となり、フリーダンス(FD)進出を逃した。「最高のうれしさと、最高の悔しさを味わえる五輪でした」と振り返りながら、全てを糧に4年後を見つめた。
「次の五輪の場所がミラノでティム(尊)と2人で滑り始めた場所。しっかり続けて入れば(結成して)10年目になる。運命を感じてます」。国籍問題などで五輪への壁を感じていた2人が出会ったのがミラノだった。美里は昨秋までは26年の事は考えられなかったが、昨年11月のNHK杯が1つの転機に。「やっぱりスケートが好きと気づいた。もっとシェアをしたいことあると気づいた。もっと滑りたいと思って、ティムともっと成長できるんじゃないかと」と気持ちが動いたという。
フリー進出がかなわなかったときには「無になった」と悔しさは消えない。信頼性を支えに、互いにもっと言い合うことが成長には必要だとも確認した。いまは尊は愛犬同士の仲裁に入ってかまれた母のために米国に帰国中。美里が渡米して合流し、春には拠点のカナダ・モントリオールに移動する予定だ。
「さらに成長したいと、自分の心を揺さぶる舞台でした」。しっかりと心にとどめ、新たな4年間を滑りだす。【阿部健吾】