青木玲緒樹50m平泳ぎ30秒27で日本記録更新!前日100mに続く2種目偉業で世界切符獲得

女子100メートル平泳ぎで優勝し、笑顔を見せる青木(代表撮影)

<競泳:国際大会日本代表選手選考会>◇第2日◇3日◇東京辰巳国際水泳場◇女子50メートル平泳ぎ

東京オリンピック(五輪)代表の青木玲緒樹(27=ミズノ)が日本記録の30秒27で1位となり、この種目でも世界選手権(6月、ブダペスト)日本代表に内定した。従来の女子50メートル平泳ぎの日本記録は30秒64。派遣標準の30秒59も突破した。

青木は前日の女子100メートル平泳ぎで1分5秒19の日本新記録で優勝しており、2日連続での日本記録更新となった。

青木は前日の100メートル平泳ぎでは、前半50メートルを日本記録よりも速い30秒54で入っていた。この日の予選では、日本記録に0・05秒に迫る30秒69をマークしていた。

 

〇…連日の日本記録樹立となった青木は「日本記録を狙った中で出せたことが1番うれしい」と胸を張った。前日に100メートル平泳ぎで好結果を出したことで、「今日は自信を持って臨めた」。午前の予選でそれまでの日本記録に0・05秒差の好タイムたたき出すと、午後の決勝ではさらにタイムを詰め、従来の記録を0秒37塗り替えた。好調の要因について「泳ぎの無駄がなくなったかなと思う」と自己分析。5日の200メートル平泳ぎにもエントリーしている。