ラグビー・静岡ブルーレヴズのWTB中井健人(25)が今季初先発を任され、2連勝への一翼を担う。磐田市内で3日、5日のアウェー第8節東京ベイ戦(東京)に向けた練習を公開した。中井は日本人父とウクライナ人母を両親にもつ。ロシアの侵攻を受けているウクライナに親族や友人がいて、自身のツイッターで現地のことを案じている。
だがラグビーには集中。食事改善や走り込みで体を絞り込み「体調が良く、いつでも出られる準備をしていた」。得意のボールキャリーと「力を入れて練習したキックで貢献したい」と力を込めた。
そのキックに関して堀川隆延監督(48)から「ローもハイも蹴られる」と太鼓判を押された。ハイボールのキャッチングも高評価を受けた。指揮官は今週初めに中井と面談した。「彼にはいろんな思いがあると思う。『今はラグビーを頑張ることしかない』と話した」と明かした。
チームは現在、12チーム中11位。今節で首位の相手に総力戦で挑む。中井と同じく今季初先発で、この試合が出場100試合目となるフッカー日野剛志(32)も「自分の持つ力を出し切る。先頭に立って主導権を握りたい」と意気込んだ。【倉橋徹也】