B1新潟ベテラン綿貫「1本のパスなど、何かを変えられるプレーを」秋田との対戦へ意欲

試合形式の練習で指示を出す綿貫

B1新潟は5、6日のリーグ戦中断明け初戦、秋田とアウェーの能代市総合体育館で対戦する。右肩痛が癒えたPG綿貫瞬(34)が、巧みなゲームメークで今季3度目の連勝のお膳立てをする。「1本のパスなど、何かを変えられるプレーができれば」。綿貫は自身の役目を心得る。秋田は激しい守備と速い展開が持ち味。「ミスはすると思うが強気でいく。そこでみんなが目を覚ましてくれるように」とプレーの土台になることを重視した。

信州戦(1月22日)で右肩を痛めた。現在も治療に通う。同時に2月7日から約1カ月の中断期間に筋トレで体力回復に務めた。一時は68キロほどだった体重が72キロとベストに戻った。當銘勤次郎コーチ(31)とマンツーマンで自主トレをしながら、秋田対策の動画を見て要点を押さえた。

平岡富士貴監督(47)は「流れの中の判断がいい」と信頼を寄せる。負傷した信州戦後、中断期間前最後の群馬2戦目(2月6日)までの7試合で出場と欠場を繰り返した。出場した茨城2連戦と群馬2戦目の3試合はすべて白星。群馬戦は約9分の出場で3アシストと流れを作った。短時間でもコートに立てば、きっちり仕事をする。

B2東京Zから新潟に移籍した今季、右肩以外にも負傷が重なりここまで出場は21試合。チームは東地区最下位の11位と低迷するが、司令塔が戦える状態になった。「試合中に考えることは自分がする。若手には思い切ってやってもらいたい」。ベテランが連勝の道筋をつける。【斎藤慎一郎】