池江璃花子100mバタフライで予選8位ぎりぎり通過 50m自由形は棄権、“本職”一本に絞る

池江璃花子(22年1月22日撮影)

<競泳:国際大会日本代表選手選考会>◇第4日◇5日◇東京辰巳国際水泳場◇女子100メートルバタフライ

東京オリンピック(五輪)代表の池江璃花子(21=ルネサンス)が、得意種目の予選で全体8位となる59秒59で、8人による決勝に滑り込んだ。予選3組第4レーンで3着だった。

決勝は午後に行われる。派遣標準記録は、57秒79に設定されている。

世界選手権(6月18~7月3日、ブダペスト)などの代表を決める今大会、池江は2日の50メートルバタフライに続いて4日の100メートル自由形で派遣標準記録を突破できず、レース後に涙を流した。

最終日のこの日は50メートル自由形にもエントリーしていたが棄権。“本職”ともいえる100メートルバタフライ一本に絞って、個人種目では5年ぶりとなる世界大会出場を目指す。