B2仙台 荒浜海岸で慰霊と追悼、風船リリースに参加 片岡大晴「誰かの頑張れる力になりたい」

震災発生の午後2時46分に合わせ、荒浜海岸の防潮堤で海に向かって黙とうを捧げるB2仙台89ERS(撮影・濱本神威)

B2仙台89ERSは、東日本大震災から11年となる11日、慰霊塔や震災遺構のある仙台市若林区の荒浜海岸で慰霊と追悼を行い、復興を祈念した。

志村雄彦社長(39)、藤田弘輝ヘッドコーチ(HC=35)、選手とスタッフ計26人が参加。震災発生の午後2時46分に合わせ、防潮堤の上から海に向かって1分間の黙とうを行った。

黙とうの前には、練習場所のHALEOドームで志村社長が、選手、ヘッドコーチ、スタッフに震災当時のことを伝えた。志村社長は「3月11日だけでもいいので、震災があったことを忘れないでほしい」と選手らに語りかけた。

黙とうの後は震災遺構の荒浜小学校に移動し「HOPE FOR project」の風船リリースに参加。宮城県仙台市出身の片岡大晴(36)は「日々の生活が当たり前じゃないことを再確認しました。自分たちが何のためにバスケットをやっていて、仙台89ERSがどんな理念を持って活動しているのかを受け止めて進んでいく日。今年もこういう機会をいただけて感謝しています」と語った。

チームは現在、26勝12敗で東地区2位。片岡は「バスケットボールを通じて宮城、仙台の方々に少しでもエネルギーを届けたいと思っている。誰かの頑張れる力になりたいと思っています」と気持ちを新たにした。目標の「B2優勝、B1昇格」へ、1プレー、1プレーを積み重ねていく。