川崎2連覇の立役者は藤井祐真主将、両チーム最多25点でMVP 千葉エース富樫勇樹も封じた

記念撮影する川崎の選手たち(代表撮影)

<バスケットボール天皇杯全日本選手権:川崎82-72千葉J>◇12日◇決勝◇さいたまスーパーアリーナ

川崎ブレイブサンダースが千葉ジェッツを82-72で下し、2大会連続5度目の優勝を飾った。

リバウンドを制し、高確率で3ポイントシュート(3P)を決めて前半だけで19点リードを広げた。後半は一転して千葉Jに反撃を許したが、粘り強いディフェンスで逆転を許さなかった。クラブ史上初となる連覇で、優勝回数は通算5度目。大会MVPには相手エースで日本代表の富樫勇樹(28)を封じ、両チーム最多の25得点を挙げた主将の藤井祐真(30)が選ばれた。

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主将が2連覇の立役者になった。川崎の藤井は両チーム最多の25得点を挙げ、守備ではマッチアップした相手エースの富樫を19得点に抑えた。「チームのために貢献して連覇を達成できたことはうれしいです」と声を弾ませた。

富樫に試合の口火を切る3Pを決められると、藤井の心に火が付いた。「出だしで1本やられてしまって、負けたくないという気持ちになりました」。正確なシュートを重ね、3P3本を含む前半だけで17得点。後半は富樫を中心とした攻撃で一時は1桁台の差に詰められたが、大黒柱のファジーカスと共に守備で粘りを見せた。

19年W杯男子日本代表で主将を務めた篠山竜青(33)からバトンを受け継ぎ、今季からキャプテンに就任。コート外でもリーダーシップを求められる立場となった。篠山からは「もともと支配力のある選手ですけど、本当に頼もしくなっている」と成長ぶりをたたえられ「今年は藤井祐眞の年になると思う」と期待を寄せられた。

2連覇を追い風にBリーグでも優勝を狙う。藤井は「次は地区優勝、リーグ優勝に頑張っていきたい」と2冠獲得へ力強く思いを語った。【平山連】