NBAウィザーズのユニホーム姿で躍動する八村を、国内で見られる-。
楽天グループとNBAは15日、NBAウィザーズとウォリアーズとのオープン戦2試合を、9月30日と10月2日にさいたまスーパーアリーナで開催すると発表した。ウィザーズには日本代表のエース八村塁(24)が所属し、ウォリアーズにはスーパースターのステフィン・カリー(34)らが在籍する。
八村はこの日の会見にビデオ出演し、「日本でプレーすることを楽しみにしている」とメッセージを寄せた。
日本で行われるNBAの試合としては19年秋のロケッツ-ラプターズ戦以来で、通算15試合目と16試合目となる。この日の日本時間11時からウィザーズ対ウォリアーズ戦が行われるが、その直前に都内で公表された。楽天の三木谷浩史代表は「人気の2チームが日本でプレーすることになり、歴史的な機会になるかなと思う」と語った。チケットは4月中旬ごろ発売の見込みで、三木谷代表によれば、NBA Rakuten会員から優先的に購入可能となる。
バスケットボール男子日本代表の八村が、ウィザーズの一員として凱旋(がいせん)する。昨夏には東京オリンピック(五輪)日本代表として五輪会場のさいたまスーパーアリーナで五輪3試合に出場したが、コロナ禍のため無観客。五輪直前にサイデン化学アリーナ(さいたま市記念総合体育館)で開催された男子日本代表強化試合2試合は有観客だったが、コロナ禍での入場制限もあり、会場規模も相まって入場者数は限られていた。感染症の収束状況が今後どうなるかに左右されるものの、昨夏よりも多くのファンが八村の勇姿を生で目撃できる可能性がある。
ウィザーズのジム・バン・ストーンCCOは19年秋、日刊スポーツの単独取材に応じた際に、日本のウィザーズファンとのつながりを重要視していく方針を口にし、「ウィザーズの日本遠征はぜひ実現したい」と、日本でのマーケティングを拡大させ、バスケ人気をさらに広げることに意欲を見せていた。
八村は3年目の今季、個人的事情により開幕には間に合わなかったが、26試合に出場して1試合平均9・8得点。ここ3試合連続で2桁得点をマークするなど調子を上げている。【奥岡幹浩】