<ラグビー・リーグワン:東京SG69-29浦安>◇第10節◇20日◇東京・秩父宮ラグビー場
東京サントリーサンゴリアス(旧サントリー)が、今季最多の69得点でNTTコミュニケーションズシャイニングアークス東京ベイ浦安(旧NTTコム)に圧勝した。勝ち点を42に伸ばして首位をキープした。
前半からCTB森谷圭介(28)の2トライなどで41-7と大量リードを奪い、後半も先発最年長31歳のWTB中鶴隆彰の2トライ目などで突き放した。SOダミアン・マッケンジーも1PGと8度のコンバージョンキックを決めて40点差の大勝に貢献した。
試合後、森谷は「メンバーが変わった中、まずは勝ててうれしい」と第一声。言葉通り、CTB中村亮土主将が週初めに食中毒となって先発フィフティーンから外れた中、攻撃の中心として前半で試合を決める原動力となり「今は12番(CTB)でも15番(FB)でも楽しくできている。チームから言われたポジションで、純粋にラグビーを楽しめています」と納得した。
今季、埼玉パナソニックワイルドナイツから加入。昨季まで5シーズン在籍した古巣との、トランジション(攻守の切り替え)の速さなど違う面はあるか問われると「パナソニックもサントリーも、切り替える意識の違いに大きな差はないです」と即答した。
違いは感じないが「どちらも居心地がすごくいい」と強調「上下関係もないですし、移籍してきてすぐ話しかけてくれて、コミュニケーションも取れている。居心地がいい文化はあると感じます。どちらもチームを良くするために、1つになるために」。強豪間の移籍で高い質のまま、とけ込めているようだ。この森谷らの躍動で、チームは10節を終えて首位を堅持した。