カーリング女子の世界選手権(カナダ・プリンスジョージ)に、日本代表として中部電力が出場し、19日(日本時間20日)のトルコ戦に続いて20日(同21日)のイタリア戦も制し、2連勝スタートを切った。
今大会には13チームが出場。世界連盟によるチーム別の最新世界ランキングでは、スウェーデン(3位)、スイス(6位)、カナダ(7位)、韓国(8位)からの出場チームが1桁順位で、いずれも強豪であることは間違いない。
中部電力は出場チーム中唯一3桁順位の119位でぶっちぎりの最下位。とはいえ、これは実力ではなく、最近1~2年のポイントが大きく反映されるため。コロナ禍で海外大会に2年以上参加できなかったことで、順位が大きく下がった。もともとは30位前後に位置していたという。
現時点での女子の世界ランキング1位は、北京五輪で金メダルを獲得したイブ・ミュアヘッド(スコットランド/英国)がスキップを務めるチームで、2位はトレーシー・フルーリー(カナダ)のチーム。いずれも今大会には出場していない。
北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレは4位。そのほかの日本勢では富士急が71位、フォルティウスが80位となっている。
今大会出場13カ国のチーム別世界ランキングは以下の通り(カッコ内は国別ランキング)。
3位 スウェーデン(1位)
6位 スイス(2位)
7位 カナダ(5位)
8位 韓国(3位)
17位 ドイツ(11位)
31位 デンマーク(10位)
41位 米国(6位)
47位 スコットランド(8位)
59位 トルコ(18位)
65位 イタリア(13位)
67位 ノルウェー(17位)
69位 チェコ(12位)
119位 日本(7位)