開志学園・川村萌斗圧勝、全国デビューV 今後5度の日本一チャンス/ボクシング全国高校選抜

金メダルと賞状を手に喜ぶ川村(開志学園提供)

<ボクシング全国高校選抜大会>◇25日・最終日◇北ガスアリーナ札幌46◇決勝

男子ウエルター級で川村萌斗(開志学園2年=新学年)が全国大会初出場で初優勝を果たした。決勝は浜田実来(青森・弘前工3年)に1回1分31秒でRSC勝ち。得意の左ストレートを武器に圧勝した。

試合後、リング上で勝ち名乗りを受けると、川村は涙を懸命にこらえた。ライトウエルター級で連覇を狙った六井和(開志学園3年)ミドル級斉藤総真(同)の敗れ去った先輩が観客席から見守っていた。「顔が見えたら思わず…」。2人に最高の恩返しができた。

サウスポーからの左ストレートで2度ダウンを奪う。最初のダウンはカウンター気味に、2度目は追い込みながら的確に顔面を捉えた。初戦2回戦は2回RSC、準決勝は5-0の判定勝ちと初の全国舞台で強さを見せつけた。

まだ2年生。今後、5度の全国制覇のチャンスがある。「相手に敬意を払って目の前の試合を1つずつ大切に戦っていきたい」。いきなり頂点に立った大器は謙虚な言葉で躍進を誓った。