JOC山下会長「もっと丁寧に理解してもらう努力が必要」札幌五輪招致の意義

札幌五輪50周年記念行事後、報道陣に対応する(左から)山下JOC会長、秋元札幌市長(撮影・永野高輔)

日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(64)が26日、札幌市内で行われた札幌五輪50周年記念行事に出席した。行事終了後には、30年冬季オリンピック(五輪)・パラリンピック招致を進める札幌市の秋元克広市長(66)とともに、報道対応した。

札幌市が実施した招致の是非を問う市民1万人アンケートの郵送調査では「賛成」と「どちらかといえば賛成」の回答が計52%。山下会長は「50%を超えたことは心強いが、反対の方もいた。招致の意義を、もっと丁寧に理解してもらう努力が必要」と慎重に話した。

開催地決定の目途についても言及。「来年5月か6月のIOC総会で決定される可能性が大きい。逆算すると今年中には、絞り込まれるのが普通ではないかと思う。中国の委員には『北京五輪の運営がうまくいったのは日本に学んだところが大きい』と言われている。東京五輪で誠実にやってきた日本に対する信頼度が高いと言うことは、はっきりと言える」と強い口調で話した。