【フィギュア】田中刑事、愛された男の次の道はプロスケーター&アシスタントコーチ

18年2月、平昌五輪フィギュアスケート団体男子フリーで演技をする田中

フィギュアスケート男子で18年平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)代表の田中刑事(27=国際学園)が11日、現役引退を発表した。自身のツイッターに「競技人生を通して得られた経験の数々は、私の人生においてかけがえのない宝物です」と投稿。今後はプロスケーター、アシスタントコーチを並行していくという。

喜びも悔しさも味わった。小学校時代から同期の羽生結弦(ANA)らと切磋琢磨(せっさたくま)したが、シニア転向は羽生より4年遅かった。「僕にはジュニアの成績がなかった」。倉敷芸術科学大1年時に初めて全日本ジュニア選手権を制し、羽生がソチ五輪で金メダルを取った直後の14年にシニアへ上がった。

17年の全日本選手権では2位と躍進し、3枠の平昌五輪代表入り。本番は18位と苦しみ、今季の同選手権は11位で北京五輪切符を逃した。29日のアイスショー後に引退会見を予定。豊富な滑りの引き出しで愛された男が、次の道へと進む。