カーリング混合ダブルスの世界選手権(23~30日、スイス・ジュネーブ)に日本代表として出場する松村千秋(29=中部電力)と谷田康真(27=コンサドーレ)のペアが19日、大会への意気込みを語った。
オンライン会見で谷田は「日本の最高成績はベスト8。まずはそこ以上にいきたい」と目標を掲げた。出場予定だった20年大会では新型コロナウイルス感染症の影響で大会中止になっており、「2年前の思いも晴らしたい」と力を込めた。
今年3月の女子世界選手権に出場した松村は、コロナ禍の影響で同大会の途中棄権を余儀なくされた。「不完全燃焼だった。チームは調子が悪かったわけではないし、よく投げられていた」と振り返ったうえで、「今回はまた気持ちを改め、(女子の)世界選手権の続きではないが、同じような気持ちで臨めたら」と話した。
今大会は北京五輪金メダルのペアで臨むイタリアといきなり初戦で対戦する。谷田は「最初に(組み合わせを)見たときは、『うわー、いきなりイタリアとか』と思った」と笑みを浮かべつつ、「戦うことができて楽しみ。ドロー精度が高い相手なので、投げ負けないようにしたい」。
一方の松村は「楽しみというのと同時に、ちょっと緊張も。胸を借りる感じで臨みたい」と気持ちを引き締めた。
大会を中継するNHKの公式サイトには、松村の兄で、先日にコンサドーレを退団した松村雄太がゲスト解説者として出演することが告知されている。谷田は「びっくりしている。ダブルスのことも勉強している元チームメートなので、面白く解説してくれると思う」と口にし、松村は「氷の上以外で会う兄が新鮮。どういった解説をしてくれるのか楽しみ」とにこやかに話した。
◆今大会の日本代表選定 代表決定戦となるはずだった3月の日本選手権が新型コロナウイルス感染拡大により中止に。そのため、昨年12月の北京冬季五輪最終予選出場などの実績が考慮され、松村と谷田のペアが出場することになった。
◆カーリング混合ダブルス 男女1人ずつのペアで争う。8エンド制で行われ、各エンドにつき1チーム5回ずつストーンを投げ合う。1人目は1、5投目、2人目は2~4投目を担当。両チームがセンターライン上の所定の位置に1つずつストーンを置いた状態から始まる。後攻チームは1試合に1度、ストーンを置く位置を左右いずれかにずらして配置する「パワープレー」を選択可能で、複数点を取るチャンスが拡大する。五輪では18年平昌大会から採用されたが、日本は2大会連続で出場権を逃している。世界選手権は20チームが2組に分かれて1次リーグを実施。各組3位までが変則トーナメントに進む。