東レ黒鷲旗11年ぶりVへ2年目セッター真子がキーマン「勝利に貢献したい」

真子(左下)のトスでクイック攻撃を決める李(右上) 

バレーボールVリーグ1部男子の東レが、30日開幕の黒鷲旗全日本男女選抜大会(大阪市)で、11年ぶり7度目の優勝を狙う。来月5日の決勝まで勝ち進めば、6日間で6連戦の過密日程。篠田歩監督(42)は「総力戦で臨みます」と話した。日本代表合宿に参加中の主力2人(高橋健太郎、富田将馬)が不在で、セッターの藤井直伸主将(30)もステージ4の胃がんのため、長期離脱中。入社2年目のセッター真子康佑(まなご・こうゆう、23)がキーマンになりそうだ。

東海大出の成長株は「1年目の経験を生かし、勝利に貢献したい」と意気込んだ。今季リーグ戦では、1月中旬から欠場した藤井の代役を務め、同22日のVC長野戦で初先発。計21試合に出場し、チーム4位の成績に貢献した。重圧に負けなかったのは「同期2人の支えが大きかった」と明かし、ミドルブロッカーの西本圭吾(23)と難波尭弘(たかひろ、23)の存在を挙げた。指揮官から「黒鷲旗は、若い力がポイントになる。特に真子」と期待されている。

ベテランのミドルブロッカー李博(り・はく、31)は、静岡市で開催中の日本代表合宿には参加せず、黒鷲旗に専念する。篠田監督は「李と真子の連係が出来上がってきた」と満足げ。今季ファイナルステージ進出を逃した東レを真子がけん引し、黒鷲旗のタイトル獲得で雪辱するつもりだ。【山口昌久】