<バスケットボール・B2リーグ:福島96-58奈良>◇第19節◇4月30日◇福島・田村市総合体育館
レギュラーシーズン最終戦で歴史を塗り替えた。東地区3位福島ファイヤーボンズが西地区7位バンビシャス奈良に96-58で快勝し、ホーム8連勝を達成。チーム一体で得点を重ね、第3クオーター(Q)を8得点に封じるディフェンスも光った。クラブとしてはBリーグ参入後、過去最多となる1シーズンでのホーム勝利を「21」に伸ばした。
福島名産の「赤べこ」をモチーフにしたサードユニホーム姿の戦士が、ブースターの“応炎”に応えた。勝敗を引き寄せたのは、9点リードの第3Q。積極的なディフェンスで相手に勢いを与えず、容易なシュートも打たせない。ボールを保持すると多彩な攻撃で9連続得点。同Qを31点リードで終えた。橋本尚明(29)は「自分たちの持ち味、ハードでエナジーあるディフェンスをしっかり出そうと。僕が出た時は体現しようと思っているのでそれはできた」と奮闘した。
初出場のプレーオフ(PO)に弾みをつけるホーム21勝目だ。16-17シーズンから指揮を執る森山知広ヘッドコーチ(38)は大記録について「バスケットではホームコートは絶対に守らないといけないといわれるが、まさにそれを1試合1試合やってきた結果だと思う。裏で支えてくれるスタッフ、ホームの興行に関わる人たちに本当に感謝したい」と思いを込めた。
B1昇格が懸かるPOは5月6日開幕。対戦相手は決定していないが、どこが相手でもやることは変わらない。菅野翔太(30)は「オフェンスよりは40分間ディフェンスをハードにやり続けること。どのメンバーが出ても強度は変わらずにやれると思うのでチーム全員でやれれば」。何としてもB1に。ボンズのバスケットで福島に良いニュースを届ける。【相沢孔志】