【リーグワン】5・7トヨタ-東京SG戦コロナで中止、トヨタ側に陽性者 PO出場4チーム決定

トヨタヴェルブリッツのロゴ(2021年12月20日)

ラグビー「リーグワン」の主催者は6日、リーグ最終節のトヨタヴェルブリッツ-東京サントリーサンゴリアス(東京SG)戦(7日、瑞穂)の中止を発表した。

トヨタ側に2日、新型コロナウイルスの陽性者3人が出たものの一時は開催する方向で動き、5日には先発メンバーを発表していた。

だが、5日の練習参加選手に体調不良者が出たため再度、PCR検査を行った結果、陽性判定となった。濃厚接触疑いの選手もいるため中止の判断となった。

トヨタ側は「このような形で、みなさまへの最終戦終了のお知らせをすることを本当に残念に思います」としている。

トヨタは現在5位で、プレーオフ(PO)出場圏内の4位東芝ブレイブルーパス東京(BL東京)とは勝ち点3差。最終節に勝てば、4位浮上の可能性を残していた。

規定ではトヨタが不戦敗、東京SGが不戦勝となる。

これにより、リーグ側はPO出場4チームを発表。東京SGはリーグ1位となる見通し。7日に直接対決するクボタスピアーズ船橋・東京ベイ-埼玉パナソニックワイルドナイツ戦の勝者が2位、敗者が3位。BL東京は8日の最終戦を待たずに4位となる。

準決勝は東京SG-BL東京(21日、花園)、埼玉-東京ベイ(22日、秩父宮)の組み合わせ。

3位決定戦は28日に秩父宮、決勝は29日に国立競技場で行われる。