B1秋田ノーザンハピネッツが初出場のチャンピオンシップ(CS)で下克上を狙う。
琉球との準々決勝(2戦先勝方式)は13日からアウェーで幕を開ける。秋田がワイルドカード2位(出場8チーム中8番目)でCSに滑り込んだのに対して、琉球はB1史上最高勝率の8割7分5厘で西地区を優勝し、全体トップで出場を決めた。持ち味の激しいディフェンスから相手を食い止め、先勝する。
大舞台はベテランの活躍が欠かせない。秋田・仙北市出身の田口成浩(32)は千葉Jで昨季リーグ王者に輝き、4季ぶりに秋田へ復帰した。今季の3点シュート成功率はリーグ3位の45・1%。その武器でCS出場をたぐり寄せた。「帰ってきた年に初めて出られるのは感慨深いですし、新聞、ニュース、SNSもそうですが、県民の皆さんが喜んでいるのがうれしいです」と笑顔でかみしめる。
攻守に隙のない琉球を攻略する。「ルーズボール、リバウンドを取り切ることがポイント」と分析。「勝ちを自分の地元に届けられるようにという思いが強いです」。千葉J時代はCSに12試合出場。当時と異なる気持ちで決戦を迎える。
今季の秋田は勝率5割7分4厘、31勝(23敗)と過去最高成績を収めた。前田顕蔵ヘッドコーチ(39)は「琉球さんは今までで一番強いチームを作り、秋田も今までで一番強いチームを作ってきた中で、ぶつかり合えるのが楽しみです」。準決勝進出へ「最強対決」を制す。【山田愛斗】