【カーリング】藤沢五月「審判の方に、しっかり伝えられなかったのが駄目だった」ストーンに異常

藤沢五月(2022年2月20日撮影)

<カーリング日本選手権:フォルティウス10-4ロコ・ソラーレ>◇25日◇女子1次リーグ◇北海道北見市・アドヴィックス常呂カーリングホール

北京オリンピック(五輪)オリンピック銀メダルのロコ・ソラーレが、今大会初黒星。前回優勝のフォルティウスに対し、前半に何度もスチールでの失点を献上した。

第4エンドでは藤沢五月がラストストーンを投じようとした際、ストーンに装着されたセンサーの電池がローバッテリーになったとみられるトラブルが発生。長い空白時間が生まれた。

藤沢は「あのケースでは、ハンドルをすぐ取り換えるか、センサーではなく審判の方に目視で判定してもらうことができる」と自ら解説。目視での判定を依頼しようとしていたが、「そこがうまく伝わらず時間がかかってしまい、時間が空いてしまった。審判の方に、しっかり伝えられなかったのが駄目だった」。穏やかな表情を浮かべながら反省した。

直後に投じたストーンは狙った位置に届かず、当該エンドもスチールで失った。「時間が空いたことで、考える時間ができたというメリットもあるけれど、アイスの変化が起きてしまう可能性もある」と藤沢。「今後同じような場面があれば、できるだけ速く投げられるようにしていきたい」と前向きに語った。