【カーリング】SC軽井沢クが6連勝で決勝トーナメント一番乗り、予選大会から18連勝 

カーリング男子SC軽井沢クラブの20歳のスキップ柳沢(中央)と、15歳のセカンド山本(左)、リードの小泉(C)JCA IDE

<カーリング日本選手権:SC軽井沢クラブ6-4チーム東京>◇25日◇男子1次リーグ◇北海道北見市・アドヴィックス常呂カーリングホール

無敗の快進撃を続けるSC軽井沢クが、大会4日目でも2つの白星挙げて1次リーグ6連勝。決勝トーナメント進出一番乗りを果たした。

経験豊富な山口剛史(37)がサードに回り、20歳の柳沢李空(りく)がスキップを担当。さらに15歳の山本遵(たける)がセカンドとして奮闘する。山口は「15歳と20歳の、怖いもの知らずの2人がいる。彼らが自分らしく、どんどん突っ走ってくれたら」。伸び盛りの若手2人を頼もしそうに見つめる。

新布陣で臨むようになった昨年12月の長野県トライアル(6戦全勝)以降、今年4月の中部選手権(6戦全勝)も含めて公式戦18連勝中だ。

26日には試合がなく、1次リーグ最終日の27日に備える。残る2試合は、ここまで5戦全勝の札幌国際大、前年準優勝の常呂ジュニアとそれぞれ対戦。若き司令塔・柳沢は、「両チームとも若くて勢いのあるチームだけれど、その勢いを上回って、どちらも勝ちたい」ときっぱり。「目標は全勝優勝」と宣言した。