<新潟県高校総体レスリング>◇団体リーグ戦◇4日◇新潟県央工体育館
八海が2戦2勝で3大会連続3度目の優勝を決めた。65キロ級の及川統大(もとはる、1年)がTフォール、フォールで2連勝。高校の公式戦デビューを圧勝で飾り、優勝に貢献した。
圧巻のデビューだった。及川統は1戦目の新潟県央工戦は開始56秒でTフォール、2戦目の北越戦では43秒でフォール勝ち。豪快なタックルでポイントを奪い、相手には得点を許さなかった。
“秒殺”の試合運びとは裏腹に「高校で初めての試合なので、緊張した」と言う。北越戦の相手、小林直生(2年)とは練習試合で互角の対戦内容だった。今大会に合わせ、自身の弱点のがぶり返しのかわし方を研究。その成果を見せた。
主将を務める60キロ級の兄丈尊(たける、3年)を慕って神奈川・大沢中から八海に進学した。全体練習後はほぼ毎日、丈尊にアドバイスをもらいながらマンツーマンで自主練習に取り組む。「組み手がうまい。やっかいです」と丈尊も認めるほど成長スピードが速い。
八海の65キロ級は今春の全国選抜大会まで不在だった。強力な1年生が入り、穴は埋まった。関川博紀監督(49)は「インターハイの目標はベスト8。その力はある」と手応えを話す。「1つ1つ勝っていく」。及川統は高校生として初の全国舞台に視線を向けた。【斎藤慎一郎】
▼団体リーグ戦結果
北越5-1新潟県央工
八海7-0新潟県央工
八海5-2北越