<北海道総体フェンシング>◇女子◇4日◇札幌市北区体育館
フェンシング女子フルーレは井下玲菜(札幌大谷3年)が優勝し、出場1人のサーブルを含め2年連続2冠を達成した。決勝はチームメートの成田好花(このか、札幌大谷3年)を15-5と圧倒。「特長を知っている間柄。守備がうまい相手なので、自分から仕かけて防御された後、もう1回仕かける作戦が、うまくいった」と振り返った。
大会前に右手中指に違和感を覚え、5月30日の検査で指の腱(けん)が2本断裂していた。直前は剣を握らずフットワークだけで調整し、この日は中指をテーピングで固めて臨んだ。道協会副会長の下野謹也氏(90)から「足を使えれば勝てる」と助言を受け、指のハンディを前後の動きで補い、予選から決勝まで5連勝した。
昨年の全国大会はフルーレ、サーブルともに決勝トーナメント1回戦敗退。「2種目同じ相手に負けて悔しかった。まずは指をしっかり治して、全国8強を目指したい」と話した。【永野高輔】
◆女子個人エペ2連覇の成田好花(札幌大谷3年) フルーレは決勝で負けたが、エペの方が得意だったので切り替えはできていた。全国では決勝トーナメントに上がれるように。