<北海道高校総体相撲>◇個人無差別級決勝◇4日◇小樽水産高
相撲個人無差別級決勝で野坂朋矢(北海道栄3年)が、チームメートのバータルムンクオド(2年)を寄り切りで下し2連覇を果たした。立ち会いから相手を寄せつけず「今日は体が動いていた。うれしいです」と喜びをかみしめた。
5月、高校相撲金沢大会の個人2回戦で、優勝した篠侑磨(金沢学院大付3年)に敗れた。団体準決勝でも対戦し屈したが、大きな経験になった。「立ち会いで力の差はないなと感じ自信がついた。あっちは高校横綱なので、もっと技を磨き勉強して勝てるように」と全国でのリベンジが1つの目標となった。
6年前に他界した元横綱千代の富士(享年61、本名・秋元貢)と同郷の福島町で生まれた。小学2年で競技を始め、交流した経験もある。さらに小学6年時には現在幕内で活躍する一山本(28=放駒)の指導も受けていた。20年に創部された同校相撲部の一期生。中学まではバスケットボールと両立させてきたが「親孝行がしたい。相撲で活躍した方が恩返しになる」と高校から相撲一本に決めた。埼玉栄で元大関豪栄道、妙義龍とともに国体3連覇した高山和典監督(36)のもと稽古を積んできた。「厳しいですけど、一生懸命ついていって、最後にいい相撲をとって喜ばせたい」。
この日は副将として団体2連覇にも貢献した。狙うは最終学年で日本一。「ここで満足しないで、全国で活躍できるように。1つ1つ勝っていきたい」と気を引き締めた。【山崎純一】