<新潟県高校総体水泳>◇17日◇第1日◇上越市民プール
男子200メートルバタフライは羽生朝喜(日本文理3年)が2分2秒03の大会新記録で優勝した。自己ベストではなかったが、2位の峠蓮人(長岡大手2年)に4秒13の大差をつけた。大会記録を9年ぶりに0秒42短縮。第3泳者として出場した男子400メートルリレーも日本文理が優勝し、初日に2冠を獲得した。
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羽生の黒いスイミングキャップが突き進んだ。テンポのいい泳ぎでグイグイと水に乗った。男子200メートルバタフライ決勝。最初から飛ばし100メートルのラップは57秒34。2位を2秒13リードした。フィニッシュを決めると後続との差は4秒13に開いていた。屋外プールの水温は低く、決勝前は水温24度。不利な条件下で大会新をたたき出した。「後半、足が動かなかった。もっとアップしておけばよかった」。好記録にも満足しない向上心が真骨頂だ。
水泳の県選手権(5月28、29日)では2分1秒30の自己記録を出した。100メートルバタフライでは54秒27の県高校新記録をマークした。県選手権の前には新型コロナウイルスの濃厚接触者として水泳部は1週間の自宅待機。大会直前の練習は4日しか取れなかったが好タイムを連発した。今回は低水温に精いっぱい戦った。「スピードが持ち味」と言う羽生は逆境に負けない、強いメンタルを持っていた。
「今年のインターハイの目標は200メートルで2分を切るタイムを出すこと」と羽生は言った。ディスタンス(長距離)、ミドル(中距離)、ショート(短距離)とメンバーを分けて練習する日本文理では200メートル中心のミドルに所属するが、インターハイでも100メートル、200メートルの双方で勝負するつもりだ。「インターハイは表彰台の高いところを目指したい。どうせなら優勝」。言葉は力強かった。【涌井幹雄】
◆羽生朝喜(はにゅう・ともき)2004年(平16)5月12日生まれ。水泳は和納小から始め、岩室中2年の全中は100メートルと200メートルバタフライで決勝進出。昨年のインターハイは両種目とも予選止まり。172センチ、64キロ。
<女子400自 杉本妃鞠V2>
女子400メートル自由形は杉本妃鞠(新潟第一2年)が4分30秒37の記録でV2を決めた。レース前半は2番手、3番手につけていたが、ラストは2位・富樫美咲(新潟1年)との競り合いに勝った。「競っていた子は年下なので負けたくなかった」と話した杉本は「前半、積極的にいけなかった分、後半は上げることができた」と話した。