【ラグビー】リーグワン初代新人王の根塚洸雅が先制トライで代表アピール「緊張がほどけた」

日本対ウルグアイ 前半、トライを決める根塚(左)(撮影・菅敏)

<ラグビー・テストマッチ:日本34-15ウルグアイ>◇18日◇東京・秩父宮ラグビー場◇観衆1万4448人

宮崎への切符をかけて、若手が猛アピールした。日本(世界ランク10位)がウルグアイ(同19位)を34-15で下した。メンバーは大分・別府市合宿で練習を積んできた日本代表候補で構成。活躍次第では代表トップ選手が集う宮崎合宿に招集される可能性がある中で、リーグワン初代新人賞のWTB根塚洸雅(23=東京ベイ)が先制トライを奪うなど躍動した。

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1万人超の観客に、あいさつ代わりのトライを決めた。前半10分。右サイドのラインアウトから味方が丁寧につないだボールは、逆サイドで待つ根塚の両手に収まった。相手のタックルを振り切った先制点。「緊張がほどけた。吹っ切れるトライだった」。試合前のウオーミングアップ。コーチ陣に「笑顔が少ないぞ」と指摘された23歳が、いきなり存在感を示した。

根塚を含めて9人が初キャップという若々しい布陣だった。23年W杯フランス大会まで1年3カ月。約60人の代表候補を2チームに分けて、将来的な中心選手を見定める。堀川隆延ヘッドコーチ(HC)は「2つのチーム制は層を広げていく。日本代表の強化には絶対必要」と強調する。根塚らは“1軍”とも呼べる宮崎組への合流を目指すが、枠は数人とジェイミー・ジョセフHCが示唆。数少ないイスを争う。

173センチ、82キロと小柄ながら売り出し中の根塚は「アタックの思い切りの良さは、自分でも通用すると思っていた」。桜のジャージーには、選手1人1人からサインを書いてもらった。「飾って自分の宝物にしたい」。思い出に残るデビュー戦で、確かに自信を深めた。【佐藤礼征】