ラグビー日本代表(世界ランク10位)のWTB高橋汰地(26=トヨタ)が、念願の初キャップで激戦の定位置争いに名乗りを上げる。2日のフランス(同2位)とのテストマッチに向け、1日は会場の豊田スタジアムで最終調整。控えで登録された高橋は「すごくワクワクしている」と所属先の地元で大暴れを誓った。
この日を待っていた。昨年5月には元日本代表WTB福岡堅樹氏を抜いてのトライなどで猛アピールし、代表初招集。だが約1年間、桜のジャージーに縁がなかった。「出られない悔しさを何回も味わった。スピード、走り負けない部分、ハードワークを出せた」。地道なアピールが実った。
父晃仁さんは京都・伏見工高(現京都工学院)出身で、全国7連覇を達成した黄金期の神戸製鋼で活躍。メンバー入りを「LINE」で報告すると「感動した」と返事が来た。自らも大阪・常翔学園高、明大と名門で育ち、ジョセフ・ヘッドコーチからも「未来ある選手。見るのを楽しみにしている」と期待を背負う。
代表は福岡氏の現役引退後、正WTB争いが激化している。「いつもと違うプレーではなく、今まで通りにやりたい」。23年W杯の開催国を相手に、堂々と勝負を仕掛ける。【松本航】