ジャンプ小林陵侑3位「昨日からずっと早い」課題は飛び出すタイミング 試合後ファンサービスも

1回目116メートルを飛ぶ小林陵(撮影・保坂果那)

<ノルディックスキー:チャレンジ杯大倉山サマージャンプ>◇7日◇札幌市大倉山ジャンプ競技場(ヒルサイズ=HS137メートル)

北京オリンピック(五輪)金メダルの小林陵侑(25=土屋ホーム)が国内戦で敗れた。合計198.3点で3位だった。

めまぐるしく変わる風に泣いた。1回目116メートルにとどまり、成年組4位。2回目はK点(123メートル)越えの124.5メートルを飛んで表彰台に立った。「内容はそんなに良くなかった。しょうがない」と受け止めた。

飛び出すタイミングが課題で2回目に向けて「タイミングを合わせることを目標に頑張ったけど、ちょっと合わなかった。昨日からずっと早い」と反省した。

札幌3連戦が終了した。優勝2戦、3位1戦で表彰台に立ち続けた。「久しぶりの3連戦、疲れましたね」と笑った。試合後には来場者にサイン入りポストカードを配布するファンサービスを行った。「喜んでくれて良かった」とうれしそうだった。

優勝は二階堂蓮(21=日本ビール)、2位は渡部弘晃(30=東京美装)だった。