バドミントン世界選手権(東京体育館)に臨む男子シングルスの桃田賢斗(27=NTT東日本)が21日、前日練習後に取材対応した。
史上初めて国内で開催される世界一決定戦を前に「声援を感じながら、楽しくプレーできれば」と意気込んだ。大会は有観客で実施される。
自身でも「いつ以来か覚えていない」という東京体育館での大会。広々とした空間で、感覚を確かめるようにチームメートとシャトルを打ち合った。「最初は距離感や天井の高さに、少しリズムが合わなかった」と明かしたものの、「途中から慣れてきて、いつもと変わらずできたかな」。軽快なフットワークでコートを駆け回った。
世界ランキング2位の桃田は、初戦で同82位のメキシコ選手と対戦する。トーナメント表については「ほぼ見ていない」としたうえで、「自分のできることを1つ1つやるだけ。相手に関係なく、自分のベストを出せるように準備したい」と話した。
昨夏の東京五輪ではまさかの1次リーグ敗退。今年に入っても初戦敗退を重ねるなど、不本意な結果が続く。
悪い流れを断ち切るべく、熊本や都内での代表合宿で激しいトレーニングをこなしてきた。仕上がりに関しては「自分の中でも悪くない感覚がある。でもまだ少し疲れがたまっている感じでもあるので、体と相談しながら調整していきたい」。
今大会直後には、大阪開催のジャパンオープンも控える。国内で連続開催されるビッグイベントを、復活への足がかりとしたい。【奥岡幹浩】