<アメリカンフットボール・関西学生リーグ:立命大28-14京大>◇1日◇たけびしスタジアム京都
名門・京大が、立命大に痛恨の逆転負けで、開幕戦の“波乱星”を逃した。
本場米国仕込みのQB泉岳斗(3年)を軸にしたオフェンスで前半は立命大を圧倒した。第1クオーター(Q)4分37秒、泉がRB平原大輔(3年)へ25ヤードのTDパスを通して先制。追いつかれるが第2Q9分53秒、泉が今度は16ヤードのランでTDを奪って勝ち越した。
「もっとパスを投げたかったが、ランが出ていいリズムを作ることができた。1年前にここ(開幕の立命大戦)は決まっていたので。スカウティングも十分にして、狙っていた」という泉はランで140ヤードを獲得、パスでも70ヤードと攻撃をリードした。泉だけでなく打倒・立命大へ十分な準備を重ね、チーム全体の気迫はすさまじかった。
しかしFGのチャンスを2本ものにできず、最終4Qに立命大の地力に屈する結果となった。「目標は日本一。そのためには立命大に勝たないといけませんから」と泉。RB中野晴陽主将(4年)は「ここ数年で一番練習してきて、自信を持って臨んだ。でも後半に入って自分たちの甘い部分が出てしまった」と目を真っ赤に染めた。
立命大に勝てば13年度以来だった。甲子園ボウル優勝6回の名門も、昨季は入れ替え戦に回る低迷。今季は創部75周年という節目を迎え、名門復活への意欲をたぎらせていた。
泉は「これで力を示せたとは思っていない。試合を通して詰めが甘かった」と厳しい言葉で振り返った。復活への道のりはやはり険しい。