仙台89ERS、6季ぶりB1復帰 新チーム始動から1カ月「さらに充実」

チーム練習でシュートを放つ渡辺(中央)

6季ぶりにB1に復帰した仙台89ERSが1日、プレシーズンゲームに向け、練習を行った。3日宇都宮ブレックス、10、11日に琉球ゴールデンキングスと対戦。B1のトップチームを相手に、トライ&エラーを繰り返し、新加入選手ら5人を加えた新しい「仙台89ERSのバスケット」の精度を上げていく。

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20年2月に特別指定選手として仙台に加入してから3シーズン。ポイントガード(PG)として活躍中の司令塔は4シーズン目、オフコートへその活躍の場を広げた。今季からオフコートキャプテン(コート外でチームの模範となり、支える役割)を務める渡辺翔太(23)は、「去年は(B1に)昇格できずに終わって、次のシーズンへといっぱいいっぱいになっていた。今年は広い視野でコミュニケーションを取れている。さらに充実しているのかなと思います」と今の心境を明かした。

8月27、28日には「24時間テレビ」の宮城メイン会場(仙台市役所前市民広場)にブースを出展。久しぶりにブースターとの交流を楽しんだ。渡辺は「バスケットをプロとしてやっている自分たちに、みんなが会いに来てくれて笑顔になってくれることは、めちゃくちゃうれしいことだなと実感しました」と振り返った。

チームの仕上がりも上々だ。渡辺は「みんな負けず嫌い。その日に分けられたチームでも負けたくないという意識が強くて、勝ちに対してこだわる選手が多いと思います」と分析。新チームの始動から1カ月。それぞれの負けず嫌いがぶつかり合い、チームは徐々に強度を高めている。3日から始まるB1前哨戦に向け渡辺は、「シーズンが始まる前に、B1の強いチームと戦えるのはすごく良い機会。オフシーズンからやってきたことをしっかりと遂行できれば」と気を引き締めた。開幕まで残り1カ月。見つかった課題の修正を繰り返して、B1で戦う力を養っていく。【濱本神威】