【カーリング】「ナイス~」ロコ・ソラーレ今季初Vへ白星発進 藤沢五月が絶妙なドローショット

ロコ・ソラーレの選手たち(2022年2月13日撮影)

<北海道カーリングツアー・アドヴィックスカップ:ロコ・ソラーレ9-2ロコステラ>◇8日◇女子予選◇北海道・アドヴィックス常呂カーリングホール

北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレが、今季初優勝に向け好発進した。

妹分のロコステラとは、4日まで行われていたアルゴグラフィックスカップで2戦しており、これが3戦目。1点先制された直後の第2エンド(E)に3点を奪い逆転すると、第3Eは、不利な先攻の中、五輪メダリストらしい精度の高さを披露した。スキップ藤沢五月(31)の最終投で、サード吉田知那美(31)が「ラインは完璧。最後までゴーゴーゴーゴー」と、スイープする鈴木夕湖(30)らを鼓舞し、自チームのナンバーワン手前に、絶妙なドローショットを決めた。この石の影響で相手最終ショットがわずかにずれ、1点スチールに成功。4-1と突き放した。

4-2で迎えた後攻の第5Eでは、藤沢がラストショットでハウス中央の相手ストーンをはじき出し3点奪い「ナイス~」。5点リードすると、続く先攻の第6Eでも藤沢が1投目を、ハウス中央のナンバーワンストーンに寄せ、再び「ナイス~」。積極的に声をかけあい、このエンドも2点スチールし、ロコステラがコンシードを宣言した。

今季初出場のアルゴグラフィックスカップでは、準決勝で大学選抜に敗れ3位。藤沢は「アイスでの練習量が少ない中、今回はいかにコミュニケーションでカバーするかを課題にして臨んでいる。プラスして、いつもここで練習している分、普段に近い感覚で投げられている」。大舞台で培ってきた経験値を“ホーム”リンクで最大限に生かし、勝利を重ねていく。

今大会は一般観客も入れての有観客開催。「数年ぶりに観客の方がいるので、見ている方が身近で喜んでくれている中でプレーできることがうれしい。応援にこたえられるような試合をしたいという気持ちが芽生えている」。持ち前のスマイルと元気なコールで、地元の大会を盛り上げる。