全日本柔道連盟は12日、オンラインで男女合同の強化委員会を開き、世界選手権(10月6~13日、タシケント)欠場選手の代替派遣者を承認した。
ともに団体戦で男子90キロ超級の小川雄勢(26=パーク24)と女子70キロ超級の朝比奈沙羅(25=ビッグツリー)が負傷で辞退。男子の太田彪雅(24=旭化成)と女子の高橋瑠璃(22=山梨学院大)が選ばれた。
太田は21年の全日本選手権で優勝。過去2年間の実績や24年パリ、28年ロサンゼルスの両五輪を視野に入れた強化の若き対象として推薦された。高橋は19年の世界ジュニア女王。今年5月の強化選手選考会でも優勝した。
朝比奈の補欠だった児玉ひかる(東海大)は、全日本学生柔道体重別団体優勝大会と重なったため辞退。東京オリンピック(五輪)女子78キロ超級の金メダリスト素根輝(パーク24)も、大会まで1カ月弱で状態を整えることが難しいため辞退したという。
小川は左膝関節外側靱帯(じんたい)損傷、左大腿(だいたい)膝蓋(しつがい)関節症を7月31日に受傷。全治2カ月の見込みで出場を断念した。
朝比奈は右側膝半月板損傷に対して「PRP(多血小板血漿)療法」を施術したため欠場を決めた。【木下淳】