【ラグビー】同志社大ヒヤヒヤの今季初星 関大にリード許すも終盤3連続PGで逆転、1点差勝ち

今季から指揮を執る同志社大の宮本啓希監督(撮影・益子浩一)

<ムロオ関西大学ラグビー:同志社大26-25関大>◇第2節◇25日◇静岡・エコパ

関西リーグが静岡で初開催され、名門の同志社大が1点差でヒヤヒヤの今季初勝利を挙げた。

前半開始すぐにWTB山本希(2年=石見智翠館)のトライで先制するも、2連続トライを与えて勝ち越しを許した。前半だけで3トライ、1PGを献上。同大が10-22と追う展開になり、ハーフタイムへ。

後半開始すぐにも途中出場の新和田錬(4年=尾道)がトライを挙げて、ジワリと点差を縮めた。まさかの大苦戦で、後半20分すぎまで17-25。ここからSOに入った嘉納一千(3年=大阪桐蔭)が、3本のPGを決めて26-25とついに同大が逆転した。

同大は17年シーズン、5-14で関大に54年ぶりの金星を献上。昨年は75-8と圧倒した相手だが、この日はなかなかトライを奪えず。終盤の3連続PGで1点差で勝つのがやっと。18日には15-19で立命館大に敗れており、開幕2連敗だけは阻止し1勝1敗とした。

関西は3枠の全国大学選手権出場へ、名門の同大にとって苦しい戦いが続く。

関大は大善戦するも2連敗で、7点差以内の敗戦に与えられるボーナス勝ち点1を得た。

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