【レスリング】新日本職員・石黒峻士が猪木さんの「闘魂」胸に優勝「絶対に負けられない気持ち」

<国民体育大会「いちご一会とちぎ国体」>◇3日◇第3日◇足利市民体育館など

レスリング成年男子フリースタイル125キロ級を制した東京代表の石黒峻士(たかし、25)が、1日に死去したアントニオ猪木さんへの思いを語った。

職員として所属する新日本プロレスは猪木さんが創設。「訃報を聞いて、本当に悲しかった。絶対に負けられない気持ちだった」と話した。9月の世界選手権は97キロ級で出場し1回戦で敗れた。

人々を魅了した猪木さんの「闘魂」を胸に、同階級で再び国際舞台を目指す。「さらに必死になっていく。レベルアップする」と意気込んだ。