【卓球】張本智和「自信になる」強打でねじ伏せ、中国から2勝 チームは2-3で敗れ銅メダル

張本智和(2022年8月14日撮影)

<卓球:世界選手権団体戦>◇8日◇中国・成都◇男子◇準決勝

日本(世界ランク3位)の張本智和(19=IMG)が、9連覇中の中国(同1位)から2勝を挙げた。チームは2-3で敗れ、2大会ぶりの表彰台となる銅メダル。第2、第4試合に登場したエースは個人世界ランク11位の王楚欽、同1位の樊振東を続けて破った。

張本の雄たけびが敵地にこだました。世界王者に立ち向かった第4試合。壮絶なバックハンドの打ち合いにも動じず、要所は強打でねじ伏せた。2-2で迎えた第5ゲームは11-9。最後は背中を後ろに反り、そのまま倒れ込んで「取れたり、取れなかったり互角だった。(ラリーは)自信になる」と仲間につないだ。

今大会はともに東京五輪団体銅メダルをつかんだ丹羽孝希がインフルエンザで欠場。中国への渡航に厳しい制限があることから、4人で乗り込んだ。準々決勝後には自ら丹羽の名前を出して「目標は世界チャンピオン」と思いを背負った。

全日本王者の戸上隼輔(明大)は、勝負の懸かる最終試合の第1ゲームで10-12と奮闘。第3試合の及川瑞基(木下グループ)も東京五輪2冠の馬龍から1ゲームを奪った。張本は「すごくいいチームで1人1人のパフォーマンスも良かった。またみんなで代表を目指し、次はリベンジできるようにしたい」。確かな手応えを、悲願につなげる。