オランダとポーランドが共催するバレーボールの女子世界選手権は11日(日本時間12日未明)に準々決勝4試合が行われ、E組を3位で突破した日本(世界ランク6位)は、同じくE組2位のブラジル(同2位)と対戦する。
9月30日の1次リーグでもブラジルと対戦し、世界選手権では40年ぶりに勝利(3-1)を飾っている。この時は、2日前の中国戦で右足首を捻挫した主将の古賀紗理那(26)が欠場。まだ万全ではないものの古賀は既に復帰しており、真鍋政義監督(59)がどのタイミングでエースを投入するかが、勝負のカギとなりそうだ。
古賀を負傷で欠いている間、スタメン起用された石川真佑(22)や山田二千華(にちか、22)ら若手が急成長。これまで古賀頼みだったチームは、攻撃の幅が広がった。
古賀は「今日までしっかり勝ち切れたのは大きな成果ですし、試合に出ている、出ていない関係なく本当に一体感のあるチームができあがっている。次も総力戦になるので、一丸となって勝つんだという気持ちを全員が出して準々決勝、しっかり頑張っていきたいと思います」と語った。
勝てば4強入り。準決勝の相手は、イタリアと中国の勝者となる。銅を獲得した10年大会以来のメダルへ前進する。
山田は「これからは本当に負けられない戦い。自分たちの力を信じたいです」。石川も「(ブラジルは)ブロックが高いので、ミスをなくして、チーム全員で勝ちにいきたい」と気を引き締める。
昨夏の東京オリンピック(五輪)では25年ぶりの1次リーグ敗退という屈辱を味わったが、日本は強さを取り戻しつつある。
ブラジル戦は、進化を証明する試合になる。
【準々決勝組み合わせ】
☆イタリア-中国
☆ブラジル-日本
☆セルビア-ポーランド
☆アメリカ-トルコ
◆女子世界選手権・日本代表メンバー(背番号、選手名、年齢)
2 内瀬戸真実(30=埼玉上尾)
3 古賀紗理那(26=NEC)
4 石川真佑(22=東レ)
5 島村春世(30=NEC)
10 井上愛里沙(27=久光)
12 籾井あき(21=JT)
15 林琴奈(22=JT)
19 山田二千華(22=NEC)
22 福留慧美(24=デンソー)
23横田真未(24=デンソー)
26 宮部藍梨(24=姫路)
30 関菜々巳(23=東レ)
37 宮部愛芽世(20=東海大3年)
38 佐藤淑乃(20=筑波大3年)