2歳でリンクに初めて入り喜んで滑り始める、全日本ジュニアで中学生女王に/小平奈緒アラカルト

ウオーミングアップする小平奈緒(撮影・滝沢徹郎)

<スピードスケート:全日本距離別選手権>◇女子500メートル◇22日◇長野市エムウェーブ

18年平昌オリンピック(五輪)500メートル金メダリスト小平奈緒(36=相沢病院)が、地元長野での現役ラストレースを優勝で飾った。

小平奈緒(こだいら・なお)とは

◆生まれ 1986年(昭61)5月26日、長野県茅野市生まれ。

◆スケートの申し子 2歳の時、姉に付いてスケートリンクに初めて入る。勝手に立って歩き、喜んで滑り始めた。全日本ジュニアで史上初の中学生女王に。伊那西高では同好会ながらインターハイで500メートルと1000メートルの2冠に輝く。

◆長野五輪 当時は小学5年。男子500メートル金メダリスト清水宏保の滑りをテレビで見て鳥肌が立つ。女子500メートル銅メダルの岡崎朋美や8位の三宮恵利子にも憧れ、この日は同会場で感動の再現を夢に描いた。

◆研究熱心 信州大教育学部に進学。卒業論文は「有力選手のカーブワーク動作解析の研究」。教員免許も取得。同大教授でもある結城匡啓コーチと滑りを追求してきた。卒業後の09年から相沢病院に所属。

◆五輪 10年バンクーバー大会では女子団体追い抜きで銀メダル、1000メートルと1500メートルは5位入賞。14年ソチ大会は500メートルで5位。18年平昌大会は500メートルで日本女子初の金メダル。主将は勝てないジンクスも破った。1000メートルでは銀メダルを手にした。今年の北京大会は直前に右足首を負傷した影響で500メートル17位、1000メートル10位。

◆金字塔 500メートルは今も日本記録の36秒47(19年3月)を誇る。1000メートルの1分12秒09(17年12月)は当時の世界記録。19年には1分11秒77まで伸ばした(世界歴代3位)。

◆趣味、サイズ他 コーヒー、散歩、語学。165センチ。家族は両親と姉2人。血液型A。