【ラグビー】同志社大2敗目、大学選手権厳しく 宮本監督「セットプレーからの反則で…」

後半ロスタイムに逆転トライを許し、頭を抱える同志社大の選手(撮影・益子浩一)2022年10月30日、宝ケ池

<ムロオ関西大学ラグビー同志社大34-38関学大>◇第4節◇30日◇京都・宝ケ池球技場

同志社大が後半ロスタイムのラスト1プレーでトライを許し、逆転負けした。優勝候補の京産大、天理大との対戦を前に2勝2敗となり、関西3枠の全国大学選手権出場が難しくなった。

前半4分にWTB芦塚仁(3年=大阪桐蔭)が先制トライを奪うと、前半だけでバックスが5トライで31-5とリード。

しかし、後半に入ると流れは一気に関学大へ。同12分に関学大のCTB松本壮馬(2年=石見智翠館)が自陣からインターセプト。50メートル以上を独走してトライを挙げた。その後もモールを押し込んで左隅へ平生翔大(2年=関学高)が飛び込む。さらに、再び松本がトライを奪って関学大が8点差まで食らいついた。同39分のトライで3点差に迫った関学大は、4分間のロスタイムに敵陣へ。

ゴール前5メートルのスクラムなどで攻め続けたが、同志社大も体を張った気迫の守備で相手を後退させた。

最後は関学大が左タッチライン際へグラバーキック。これをWTB加藤匠朗(3年=関学高)が拾って押さえ込んだ。

前半は26点差をつけた同大だったが、5本のトライを許した後半はPGの3点だけ。逆転負けに悔しそうな表情は浮かべても、涙を流す選手はいなかった。

OBで就任1年目の宮本啓希監督は「後半、もう少し仕掛けることがあっても良かったが、セットプレーからの反則で試合が止まってしまった。2敗をしたのは事実。今後は毎試合、(勝ち点)5ポイントを取り続けるしかない」と言葉を絞り出した。

次節は11月6日に、これまで関西で鎬(しのぎ)を削ってきた京産大との対戦(宝ケ池)。崖っぷちに立たされた関西の名門。何とか意地を見せたい。【益子浩一】