全日本女子バレーボール高校選手権静岡県大会(先月29日開幕)で9連覇中の富士見が5日、初戦の4回戦(対榛原)に登場する。
7月の県総体に続き、県2冠を目指すチームを、U-18日本代表のOH渡辺実羽香(みうか、2年)がけん引する。「プレーだけでなく、声掛けや表情でも流れを作って、チームの軸になりたい」と意欲を示した。
6月のアジアU-18女子選手権大会(タイ)では、初の日本代表に選出。インド戦(3○0)に先発するなど優勝に貢献した。「バレーボール人生の中で、一番の経験になった。自分なりに自覚が芽生えて、責任感も出てきた。チームに生かしたい」と気持ちの変化を語った。小池ゆうき主将(3年)からは「コートの中で自ら発信する機会が増えた。頼もしい」と期待されている。2年生エースは「相手のマークが厳しくなっても、得点が稼げる選手になりたい」と、大会に向けてフェイントや、ブロックアウトの精度アップに励んでいる。
甲斐健吾監督(39)は「今年のチームは力がない分、渡辺をはじめ各選手の成長を感じている。1戦1戦、確実に戦って欲しい」と気を引き締めた。10連覇へ視界良好だ。【山口昌久】
◆渡辺実羽香(わたなべ・みうか)2005年(平17)11月25日、静岡市生まれ。小1から由比スポーツ少年団でバレーボールを始める。静岡市立由比中を経て富士見高に入学。身長181センチ、最高到達点は2メートル91。好物はうどん。趣味は手芸。家族は両親と姉。血液型O。