<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第3戦フランス杯>◇5日(日本時間6日)◇フランス・アンジェ◇男子フリー
ショートプログラム(SP)2位の友野一希(24=上野芝スケートクラブ)が、3位で今季のGPシリーズ初戦を終えた。
フリー4位の159・31点を記録し、合計248・77点。悔しそうな表情を見せながら「メダルが懸かった中での演技は、まだまだ場数が少ない。その状況で自分を発揮できる力をつけないといけない。優勝したり、3位以上の結果を出すにはそこが重要。もっともっとそこを意識して、練習をしないといけないと思います」と満足しなかった。
不運もあった。最終盤のトリプルアクセル(3回転半)が1回転半になるミス。3回転半であれば演技後半の実施で基礎点が8・80点に設定されているが、獲得できたのは、わずか1・27点にとどまった。踏み切る前に氷の穴に引っ掛かった感覚があったといい「多分、自分の穴です。完全に練習と同じコースに入ってしまった。気の緩みだと思います」と自らを責めた。
それでも3年連続でGPシリーズの表彰台(20年NHK杯は変則開催)に立ち、次戦の第5戦NHK杯(18~20日、札幌)次第ではシリーズ上位6人のファイナル(12月、イタリア・トリノ)進出が視野に入る。
「まずはこの(4回転2種のジャンプ)構成で自分の限界を超えていけるようにしたい。フィギュアスケートはたくさん4回転跳ぶことだけじゃなくて、それ以外のこともたくさんある。もっと高い得点を得られるようにしていきたいと思います」
完成度を高め、自国開催の舞台で進化を示す。(アンジェ=松本愛香通信員)