【ラグビー】京産大が5T奪い激闘制す 同大は大健闘!残り9分で一時逆転も力尽く

前半終了間際、初出場の2年生CTB藤本がトライを奪い、喜ぶ京産大のメンバー

<ムロオ関西大学ラグビー京産大31-26同志社大>◇第5節◇6日◇京都・宝ケ池球技場

関西の伝統の一戦は、終了間際までもつれる激闘になった。前半は京産大が4トライを奪って24-7とリードする。

既に2敗をし、後がない同志社大は後半開始直後に途中出場の市川亮太(3年=東海大大阪仰星)がノーホイッスルトライを挙げて反撃。1年生SO大島泰真(京都成章)、FB大森広太郎(4年=茗渓学園)の3連続トライで、後半31分に26-24と一時逆転した。

予想を覆し、同大が大健闘。時計の針は、残り時間7分をさした。ギッシリと埋まったスタンドは、観衆が総立ちになった。

最後は大歓声に背中を押された京産大が同34分、モールを押し込んで途中出場のヴェア・タモエフォラウ(3年=札幌山の手)が決勝トライを奪った。

前半3分には自陣ゴール前でボールを受けたSO西仲隼(4年=近大付)が6人を抜き去って約85メートルを走りきった。同20分すぎには、フランカー福西隼杜主将(4年=報徳学園)が飛び込む。京産大は前半は優位に試合を進めながら後半、ラインアウトからの得点機を7度も失敗し、苦戦した。

広瀬佳司監督は放心状態で「後半31分頃に逆転された時は…。最後は選手がアグレッシブに戦ってくれた」と言葉を絞り出した。

京産大は5戦全勝とし、全国大学選手権出場を決めた。

同大は2勝3敗。しかし、ライバル対決で名門校のプライドを示し、宮本啓希監督は「素晴らしい戦いをしてくれた」と目を赤く腫らした。