【フィギュア】GPデビュー壷井達也が7位「脚が震えるくらい緊張した」ジャンプミスに悔しさも

壷井達也(2022年11月10日撮影)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第4戦イギリス(英国)大会>◇11日(日本時間12日)◇シェフィールド◇男子ショートプログラム(SP)

シニア1年目の壷井達也(19=シスメックス)が、GP初陣で76・75点の7位につけた。

冒頭の4回転サルコーはわずかな回転不足ながら着氷させたが、フリップ-トーループの連続3回転の後半が2回転となった。演技を終えると天井を見上げ、少し悔しげに振り返った。

「最後のジャンプのミスが悔しかったのと、守りに入ってしまったので『もっと激しく動きたかったな』という気持ちがありました」

昨季は世界ジュニア選手権3位。満を持して転向したシニアだが、直前の6分間練習から、いつもと様子が違った。

「すごく脚が震えるくらい緊張してしまって、6分間練習でいつもならきれいに跳べるはずのトリプルアクセルが、すごく時間がかかってしまいました」

4回転にしっかりと時間をかけることができない中で、冒頭の1本に集中。着氷をさせたが、3つのジャンプをそろえる難しさを実感した。

「アクセルも、4回転も(6分間練習から)修正できたのは良かったんですけれど、そこに体力を使いすぎてしまって、最後にミスが出たかなと思います」

GP史上初めての英国開催となる今大会。リンクと客席が近い会場で、観客の声援が心地よい。

「2年間、歓声自体を(コロナ禍で)聞いていなかったので『すごく久々だな』という感覚もあったし、だんだんいつもの歓声に戻ってきていることによって、自分も音楽に乗りながら楽しく滑れた部分もありました」

フリーは12日(日本時間13日)。限られた者だけが立てる舞台を楽しみながら「4回転を含め、完璧な演技を目指します」と浮上を狙う。(シェフィールド=松本航)