水泳世界選手権(23年7月、福岡)など来年のアーティスティックスイミング(AS)日本代表に、中学3年の比嘉もえ(15=AS広島)ら男女10選手が内定した。13日まで都内で行われた第2次選考会で上位に入った。
全体2位で代表入りを決めた比嘉は「課題である強さなどを意識しながら泳いだ。2回泳いだ中で、2回目は結構いいデキだったかなと思う」と振り返った。
今夏の世界選手権(ブダペスト)で史上最年少での日本代表入りを果たし、吉田萌(めぐむ、ザ・クラブピア88)と組んだデュエット・テクニカルルーティン(TR)では4位。「メダルに届かなかったことがすごく悔しかった。もう1回デュエットを泳ぎ、メダルを取りたい」。経験と悔しさを糧に、さらなる成長を誓う。
父寿光氏(41)はプロ野球広島の元選手。ASと勉強との両立に励む中学3年生は、「世界水泳後は、少しずつ勉強のほうも取り戻しています」と笑う。先月には文化祭にも参加。同級生たちと動画を撮るなど、学校行事を満喫し、「新鮮だった」。心身ともリフレッシュしたようだ。
再び代表入りを決めただけでは満足していない。「選考会が最後ではない。福岡世界水泳でメダルを取ることを目標に頑張る」。改めて意気込みを示した。
第2次選考会では女子は1位の安永真白、3位の吉田萌ら上位9人と男子で1番手となった佐藤陽太郎の代表入りが内定。今月下旬の最終選考会で残り3枠を決める。今夏の世界選手権ソロ種目で2冠獲得の乾友紀子は選考会免除で代表入りが決まっている。【奥岡幹浩】