【フィギュア】本田ルーカス剛史、海外GPデビュー「緊張もあるけれど、楽しんで滑りたい」

公式練習後にポーズを決める本田ルーカス剛史(撮影・松本航)

<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第6戦フィンランド大会>◇24日◇エスポー◇男子公式練習

20年全日本ジュニア王者の本田ルーカス剛史(20=木下アカデミー)が、海外のGPシリーズデビューを飾る。コロナ禍で日本勢のみが出場した同年NHK杯を経験したが、海外開催に初めて派遣された。

本番会場での初練習を終えて「なかなかないチャンス。人生の経験として大きなものになる。かみしめて、緊張もあるけれど、楽しんで滑りたいです」と意気込んだ。

この日はフリー曲をかけての通しで、アクセルなどに苦戦。ジャンプは手応えをつかめていない状態という。それでも25日に迫るショートプログラム(SP)に向けて「とても万全とは言えないけれど、できることはやってきました」と前を向いてリンクに立つ。(エスポー=松本航)