【B1】北海道内藤耀悠初出場 16歳10カ月19日、Bリーグ最年少出場記録更新

レバンガ北海道の内藤(左)は鋭いドリブルを見せる(撮影・中島洋尚)

<バスケットボール・B1リーグ:北海道77-88千葉>◇第8節◇11月30日◇札幌・北海きたえーる

レバンガ北海道の内藤耀悠(てるちか)が16歳10カ月19日でリーグ戦初出場を果たした。

千葉ジェッツ戦の第3クォーター(Q)残り1分23秒からコートに立ち、横浜BCジェイコブス晶が昨年11月に記録した17歳7カ月0日のBリーグ最年少出場を更新した。試合は77-88で敗れた。

チームの下部組織U18に所属する身長191センチの新星はリーグ初の「ユース育成特別枠」で開幕から選手登録され、ついにこの日デビューした。「思い切って行って来い!」。佐古賢一監督(52)に背中を押されてコートに入ると、3454人の観衆から拍手が巻き起こった。「コートに立つと緊張が解けました」と内藤。得点こそなかったが、アシスト1回、ディフェンスリバウンド2回を記録した。

「将来的にNBAプレーヤー、そして日本代表でプレーしたいというような夢があるけれど、それに向けて大きな一歩になったと思います」と笑顔を見せた。